ベトナムのカラオケ事情
東南アジアのカラオケ=性風俗のイメージが強いようです。現に、タイやインドネシアのカラオケはほぼ売春のようなもので、お金を出せば性的関係に持ち込むことができるカラオケが殆どです。では、ベトナムのカラオケはどうなのかといえば、そういったカラオケは少ないです。社会主義国ということもあり、風俗産業そのものが禁止されています。また、違法風俗店は常に取り締まりの対象になっており、モグリで営業していたとしても、口コミで知れ渡れば、摘発の対象となります。ベトナムのカラオケは、「歌が歌える日本のキャバクラ」のような解釈でしょうか。
各都市のカラオケ事情
ハノイのキンマー、ハイバーチュン、ホーチミンのレタントン通りなどにカラオケは多く、店員の女性がキャッチをしている姿をよく見掛けます。東南アジアにありがちな性風俗店とは異なり、歌が歌えるキャバクラのようなお店でホステスとのコミュニケーションを楽しむといった形態のお店が大半です。ただ、肉体的な関係を持てないということが逆に男性の欲求をあおり、特別な関係になろうとベトナムのカラオケ嬢に入れ込んでしまうケースは度々あります。今後も日本人をターゲットにしたカラオケ店は増えてくる見込みです。